不安がある場合には早く病院へ行くべき

命を守るために
心筋梗塞や狭心症など、心臓に関する病気が原因で下顎の歯が痛むことがあります。
かなり強い痛みで、麻酔をしても解消されないという特徴を持っています。
放置すると痛みが身体全体に広がり、胸や背中も痛くなるので、急いで循環器内科へ行ってください。
全身が痛くなっているのにまだ治療をしないと、最悪の場合は死に至ります。
非常に重大な病気のサインなので、気になったら検査することをおすすめします。
人間ドッグに行くと、全身の検査を受けられます。
何もなかったら安心できますし、仮に病気が見つかっても早期発見と早期治療ができれば、命を落とすことはないので安心してください。
これからも元気に生きられるよう、歯の痛みに気づきましょう。
精神疾患が原因
うつ病などの精神疾患で、歯が痛むという症状があります。
この場合は左右の歯が痛くなり、痛みが長く続きます。
さらに痛みの範囲が広がることが多く、精神の状態によって変化すると覚えておきましょう。
一般的に精神が安定している時は、それほど痛みがひどくありません。
精神が不安定になるにつれて、痛みが激しくなっていきます。
精神疾患を発症したら放置せず、精神科で治療しましょう。
自分1人の力で回復するのは難しいので、医師と協力したり、周りに支えてもらったりすることが治療のポイントです。
さらに精神疾患の薬の副作用で、歯が痛むことがあります。
薬はいろんな種類があるので、我慢できないほどの痛みだったら、別の薬に変えてもらいましょう。